映像デバイスの歴史

 有機ELテレビの変遷
年代 トピックス 備考
1953 昭和28年 有機蛍光物質によるEL現象を発見 ベルナール氏(米コダック社)
(A.Belnanose)
1963 昭和38年 アントセラン結晶に直流(400V)をかけ発光させる ボーブ氏、カルマン氏(米コダック社)
1965 昭和40年 発光の高効率化及び低電圧駆動化対応 ヘルフリッシュ氏、シュネイダー氏(米コダック社)
1980 昭和55年 正孔注入層と有機発光層の区分化 タン氏(米コダック)
1982 昭和57年 積層厚1μm以下、駆動電圧25v以下の高輝度
発光方式を開発(一瞬発光程度)
同上
1987 昭和62年 注入層、輸送層、発光層の3層構造化 同上
1988 昭和63年 電極ストリップ幅、駆動回路 同上
1989 平成元年 ドーピング法開発 同上
1991 平成3年 日本でディスプレイ開発に着手 パイオニア
1997 平成9年 カーオーディオ用ディスプレイ販売(モノカラー) パイオニア
1999 平成11年 24型フルカラー有機ELディスプレイ開発 三洋電機-コダック社
2000 平成12年 5.5型      同上 三洋電機-コダック社
2001 平成13年 13型開発、CEATEC2001に出品 ソニー
2002 平成14年 17型試作 東芝
2007 平成19年 世界初、11型有機ELテレビ発売(11月23日)
超薄3ミリ、即日完売 20万円
ソニー
2008 平成20年 InternationalCES(米国)で大型有機ELテレビ出展
・31インチ  14インチテレビ
・27インチテレビ
・透明型有機ELテレビ
・酸化物半導体使用の有機ELテレビ出展

サムスン電子(韓国)
ソニー
サムスン電子
2009 平成21年 FPDInternational2009で15インチ有機ELテレビ出展
14インチの有機ELテレビ出展
12月 販売開始
LG Display(韓国)
AUO(台湾)
LG Display
2010 平成22年 InternationalCES(米国)で3D有機ELテレビ出展
・30インチ  3Dテレビ
・24.5インチ  3Dテレビ
・31インチ  3Dテレビ
・14インチ  3Dテレビ

サムスン電子(韓国)
ソニー
LG Display(韓国)
AUO(友達光電 台湾)
2011 平成23年 CESで裸眼3D有機ELテレビを出展 ソニー
2012 平成24年 CESで55インチ有機ELテレビを出展 サムスン、LG電子
2013 平成25年 世界初の55インチ有機ELテレビを出展 サムスン、LG電子
2013 平成25年 CESで4K対応有機ELテレビを出展 ソニー、パナソニック
2014 平成26年 CESで湾曲有機ELテレビを出展
4K対応65、77インチ曲面有機ELテレビを発表
大型有機ELテレビ開発からの撤退を表明
LG電子
LG電子
ソニー、パナソニック
サムスン
2015 平成27年 30.5型OLEDテレビをSIDで展示 CSOT
2016 平成28年 CESで中国家電メーカーがOLEDテレビを展示
CESで薄型2.57mm OLEDテレビ展示
IFAで65型4K有機ELテレビのプロトタイプを展示
業務用として55インチ(3840x2140、HDR)OLEDモニターを販売開始
Haier,Cahnghong,Skyworth
LG電子
パナソニック
ソニー
2017 平成29年 CESで国産メーカーが有機テレビ展示(LG Displayのパネル使用)

CESでスクリーン厚0.97㎜の"LG Signature OLED TV W"(壁紙テレビ)とパネルにスピーカー機能を持たせた"Crystal Sound"を搭載した有機ELテレビを展示

CESでパネルにスピーカー機能を持たせた"アコースティックサーフェス"を搭載した有機ELテレビを展示(55、65、77インチ)

印刷方式の有機ELモニターの量産開始を発表
国産メーカーが有機テレビを販売開始
ソニー、パナソニック


LG電子



ソニー



JOLED
ソニー、パナソニック、東芝